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#リプで来た単語をテーマに自創作を語る

  13, 2018 00:28
 かまってかまってーとTwitterでしたら、お優しいフォロワさんがかまってくださったぞ!わーい!ありがとうございます!いただいた単語は「宝石と歌」「民族」「雪」「風」でした。み、みなさま私が好きなものがよくわかっていらっしゃるぜ…。つらつら気ままに語ります。

■歌と宝石
歌といえば「響空の言祝」のハフリをはじめ、サイト初期に書いていた琉球風FT「碧海の彼方」にも、歌で海を鎮めたりする異能を持っている子(真喜里)がいたなあ…と思い返しつつ。あと「龍神あしび」のシギラも歌ってますね。わりと歌わせるのが好きみたいです。一方で、歌詞を考えるのは苦手です。歌鳥の民の歌とか、海神の歌とか、直視できないです。厳しい。
歌う。言葉を紡いでいるようにみえて、音律や感情を取り入れて、言葉を超えたところに手を伸ばす行為だなと思います。余談も余談かつ若干響空のネタバレですが、歌のシーンは天から降ってきた恵みを息で体に取り込んで、祈りと願いを混ぜ込んで歌として天に捧げる(奇跡を乞う)イメージでした。
宝石!これもよくモチーフにしますね。宝石というより鉱物かな。パワーストーンって言い方をするとちょっと安っぽいですが、地中などから長い時間をかけて生まれたあの美しい欠片たちに力がないわけないでしょう、という憧れめいた気持ちがあります。自創作では「龍神あしび」「揺りかごの庭」「奇石人形〜」あたりで使っていますかね。いずれも創作鉱物って感じですが。「奇石〜」は今後実在の鉱物も取り入れつつもっともっとキラキラ(物理)させていきたいなあと思っています。まずはプロットの練り直しからだ。

■民族
民俗学や文化人類学を専攻していた人間ではないので、専門知識は皆無に等しいのですが、それでも「異文化」に惹かれてやまない…。創作でも、響空の歌鳥の民はネイティブアメリカン、山烏の民はモンゴル圏の遊牧民、カントコトロはアイヌ風、龍神は琉球風…とあくまでも「風」「風」「風」でやってきましたが、資料に本を読んだりするのは本当に楽しかったですし今もそういった、いろんな民族衣装だとか生活だとかを紹介してくれる書籍は創作関係なしに好きです。そして不思議と、自分の中に専門的な知識が薄くても(無意識の知識の積み重ねかもしれませんが)、ふっと物語の彼らの生活に寄り添ってみると、服装にしろ生活の習慣にしろ、筋の通った何かや理由が見えてきたりするのが楽しいなと思います。南国とか北国も良いですね、山岳地帯もいいなあ…いつかそういったところで暮らす創作世界の子達に会えることを祈りつつ。
これまた余談ですが「色―世界の染料・顔料・画材 民族と色の文化史」を暇な時にぱらぱらみては幸せな気持ちになっています。資料関係の本は(完全に数年放置してますが)一部こちらに記録してあったり。ご参考までに(多分あまり参考にはならない。笑)。

■雪
雪のあまり降らない地域で生まれ育ちました。数年に一回冬に数十センチ積もってかまくら作るぞわーい、みたいな。その代わり、雪に関する記憶で鮮烈なのは、冬休みに祖父母の家(これもまたあまり雪の降らない地域です)の前の道で遊んでいたら、道の向こうからぶわっと風が吹いて、遥かに望む山からきらきらした雪が吹き下ろしてきたんですよね。私に向かって。それが私の中の雪の一番印象的な記憶です。正直ちょっと幻だったんじゃないかと思わなくもないんですけど。この辺は「奇石」の冒頭に繋がってる感じがします。
雪、つまり冬といえば作品としては「カントコトロ」になると思うのですが、そういえばあの物語北国のくせにあまり雪が降っていませんね…(降ったらリムセの道のりはより大変なことになっていたと思うのですが)。ただ、あの森のしんとした空気は雪の降った日の夜や朝を思い出しながら書いていた気がします。音があるのに静かなんですよね。雪に音が吸い込まれていくというか、雪が音を包み込むというか。目が覚めた瞬間に「あ、雪積もってるな」とわかるあの感じ。寒いのにまろやかというか、うまくいえませんが、そういう空気!を意識していました。
長野にきてからは雪に対する認識が変わりましたね…雪…お前…こんなに軽かったのか…という…笑(実家方面はべた雪でした)

■風
「風の描写が好き」っていって頂けるとうれしくなっちゃうマン。見えないものを見えない形で描けるのが文字の凄いところですよね…といいつつ私の風の描写は割とアニメ(とくにジブリ)に影響を受けている気がしなくも…ない…。あの、キャラクターの髪がぶわっと膨らむ感じとか(わかります?)。気に入っている風の描写は、響空のハフリがソラトに「俺の村に来ないか」と誘われる場面、ツムギと天馬に遭遇する場面、奇石の冒頭のラギと父親の場面…とかですかね。他にもいっぱいある気がするけれども。風を描く時はだいたい筆が珍しく乗っている気がします。淀みなく書けるというか、一番キャラクターたちと一体になれるというか…彼らと一緒に目を思い切り開けて風を感じてる、みたいな。好きです。
風といえば響空の青い小鳥・フウはまんま「風」からの名付けでした(そもそも鳥が「風真似鳥」でしたしね…)。あ、サイト名が「コトカゼ(言風)」です。これは何度か言っていますが、前サイト名でギリシャ語の「pneuma」を私なりに再解釈してみた言葉(造語ともいえない感じですが)です。だいぶ長く使っている名前になりました。
風は私の創作、そしてホームであるサイトにとってなくてはならないもののようです(ふふん)

語ったー!楽しかったー!ありがとうございました!
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COMITIA119参加&新刊諸々予約販売開始しました

  07, 2018 22:19
改めましてのご報告。
8/19 COMITIA125
J17a「コトカゼ&羊の瞳」で参加します。東堂燦さんとの合同サークル、お隣はだもさんの「イチナナ」です。
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 もう散々Twitterで自慢しまくってて今更感があるのですが、記念本が一足先に完成して手元に届きました。とても良いぞ。おまけ本は実家に納品予定なので、18日の帰省まで我慢です。楽しみだー!

 イベントに先行して、記念本やおまけ本、その他コトカゼの発行物の販売予約をBOOTHで開始しました。12日かそのあたりまでのんびり受け付けています。
 ひとまず取り急ぎご報告でした。追記にはTwitterのお品書きモーメントをのっけておきますね。ご参考までに。
 
 7月6日が誕生日でした!おめでとうリプライくださった方ありがとうございました。
 リプライで返信するとTLが埋まってしまいそうでしたので、ブログの追記で返信させてください。届きますように。

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 記念本、表紙は入稿済みです。もっと言うと既に表紙は「印刷完了」になっていました。MAJIKA。
 表紙の仕様は、用紙はマーメイド_スノーホワイト、マットPP加工で、文字(黒色)はレインボーホログラム箔になっている、はずです。
 中身の推敲もめどは立ちつつあるので…書き下ろしがとっても短いかも知れませんが(すみません)、お届けできそうです。あと少し頑張ります。読み返しつつ「私の作品…ええやんけ…」となる自画自賛がどうにも止まらない今日この頃です。自作大好きマン。
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 おまけ本も進めています。原稿送って頂いたのに記念本推敲に追われたりで作業が滞っていて申し訳ないです。
 原稿はどれも素敵オブ素敵です。ふぁー!!しあわせー!!ありがとうございますー!!
 ちなみに合同参加する東堂燦さんの新刊が大変に素晴らしいです。



 イラスト担当の白谷ゆう(旧:うぐいす)さんは、燦さんのコバルト文庫作品「湖城の魔王と異界の少女」でもイラストをご担当されているんですよー!うつくしい…!
 ちなみにe-honによると、8月21日にオレンジ文庫から燦さんの新刊が出るらしいですよ…(・_・|コソコソ

 そんなこんなで夏ティアに向けて準備進めてます!山にも登ります!!ちなみに去年登ったのとは違う山です。笑
 追記におめでとうリプライへの返信。漏れがないと良いのですが…ほんとうにありがとうございます!!
6/9追記 定員に達しました。ありがとうございます…!

サイト10周年記念本に「おまけ本(別冊)」を付けたくなりました、というお話。
私の写真にSSを添えてくださる方を募集します!それを本にします!
条件諸々しっかり読んで「仕方ねえなあ、協力してやるよ!」って方、よろしくお願いいたします。

ざっくり仮組みサンプル
sshot.png

参加条件
・Twitterのフォロワー(相互orおおよそ1年以上フォローしてくださっている片道の方)
・一応サイト10周年本のおまけなので、青嶺の小説を1作以上読んだことのある方
※文章書きさん以外の参加も大歓迎です。

定員:20人(いかないと思うのですが!笑)
募集期間:定員に達するか、6/10(日)まで
原稿締切:7/16(祝) ※約1ヶ月しかありません。ご注意ください。

原稿形式
文字数:縦22文字、横22〜27行 厳守でお願いします。
ルビは《》でくくってください。ルビ部分は上記の規定文字数には含まないでください。

謝礼:おまけ本1冊(郵送orイベント手渡し。送料は青嶺負担)
※郵送希望の方は住所や本名を青嶺に教えることになります。個人情報は当企画のみに使用しますが、その点ご留意ください。

写真の選び方
大変お手数おかけしますがTumblrinstagramからお好きな写真を3枚以上お選びいただいて、URLを申し込みフォームに記載してください。
※写真によっては印刷に耐えうる解像度のデータが残っていないことがあり、ご希望に添えないかもしれません。被った場合は先着順で決定します。

手順
①申し込みフォームに必要事項を記載して送信。
②青嶺から指定写真と提出フォームのURLをお伝えします。
③原稿が完成したら、提出フォームからご提出ください。
④原稿を入力したPDFファイルを送りますので、間違いがないかご確認ください。
⑥完成です。本の完成と送付までお待ちください。

申し込みフォームはこちら

やっぱりだれかに10周年一緒にお祝いしてほしい!という気持ちと、どうせなら読む方も私も楽しめる形を、と思ってこのような企画を立ち上げてみました。長くお付き合いいただいている方も、一作に目を留めてくださった方も、もしよろしければご参加くださいませ。よろしくお願いいたします。

書きかけのブログ記事があったんだ

  18, 2018 22:50
 多分4月末に書きかけていたと思われる。そこはかとなくイタイタしいけど忘備録ってことで。

 *

 喪女こじらせここに極まれり、って感じだなと思うのですが、先週遊びに来てくれた大学の友人と「彼氏とか夫とか欲しいかって問われると、なんか違うんだよねー」って話をしました。
 結論としては「一緒の船に乗って同じ方向に進まなくてもいいから、遠くに姿を見つけて『あの人まだ沈んでない、頑張ってる。私も生きなきゃ』って思える程度の相手が欲しい」というところに二人で落ち着いたのですが、もう一人の友人(恋人と同棲中)に「そんな人いるわけないでしょ」と一刀両断されてしまった。笑 我ながら、理想が高いというか妥協したくないというか、なんだろうな。男女である以前に人間で人間である以前に生物で、星の、世界の一部でーーみたいな感覚に回帰したい気持ちがどうしようもなくあって(モテなさすぎておかしくなったのでは?と自分でも思ってはいる)、街コンも何回か行ってみたしやりとりして後日会った人も(一応な、一応)いる、けども、「男だから」と奢られたりするのはなんだかもやっとするし、(喪女だから思い込みか勘違いかもしれないが)男女の「そういう」雰囲気出されると「無理です」ってなってしまう。謎。いや全部私の勘違いの被害妄想かもしれないんですけど…うん、勘違いな気がする…(墓穴を掘ってうまる)。
 こんなことでうだうだ考えている私ですが、先日読んだ、村田沙耶香さんの「殺人出産」ががつんとよかったです(よかったと言っていいのか悩ましいんですが)。10人産めば、合法的に1人殺せる未来の制度を描く『殺人出産』。三人で付き合う恋愛が、若い世代でブームとなった世界を描く「トリプル」。性を排除した結婚生活を営む夫婦が、〈清潔な繁殖〉のために思わぬ事態を招いてしまう「清潔な結婚」。などの短編が収まった一冊。ぜひに。

 自分が作品を書こうとするときにも、随分とこう、性別とか性差とか性的指向とか性自認とか、そういうことががつんと重くて、消化しきれなくて、難しいなと感じるようになってきました。
 私自身は、性自認も女だし、身体の性別も女だし、多分ホルモン的な影響もあって性質も基本的に女性だし…って思ってはいるんですけど、上記のような自分の「わからない」部分も多々あるわけで。
 でも、小説で「男女である以前に人間で人間である以前に生物」っていう、男である必要も女である必要も、果てには人間ですらある必要もない、「何である必要もない(役割がない)」キャラクターって、基本的に成立しないじゃないですか。「何である必要もない」って「書く意味がない」(って言い方は極端だけど)ってことでもあるから。これが私としてはとても難しい。
 そもそも書いてないのであれなんですが、実は比較的最近の話ってどれも「3人」を軸に置いていたりします。これも私なりの思考実験の表出なのかも、しれない。まあそんな御託よりまず書け、とも思うのですが。多分書いてわかることがあるんだよね。でも「書く」までいかないね…(へたり)。

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